身体の表面を覆う皮膚には、隅々に至るまで毛細血管が網羅しており、皮膚組織内に存在するあらゆる細胞に、酸素や栄養、水分を送り届けるための通り道で、また、不要の老廃物を排出するための経路ともなっています。
タバコを吸うと、化学物質の作用であらゆる毛細血管が収縮します。
道が狭くなり、毛細血管の隅々まで栄養が届かなくなります。
このため表皮が弱って、その大きな機能の一つであるバリアの機能が低下し、真皮もその機能を落としてしまいます。
そうやって肌は貼りや瑞々しい弾力をなくしてしまうので、しわやたるみが増えてしまうのです。
肌のことを考えるのなら、ぜひとも禁煙する方が良いのです。
お肌と肝臓は、とても密接な関係にあります。
肝臓の役割として、食事や呼吸によって体内で産生された物質を代謝や分解して、人体にとって無害な物質に変えていくのです。
この肝臓の働きがうまくいかないと、有害物質が血液中に増えていき、肌の調子を乱していくのです。
過剰なストレスを肝臓に与えないことが、お肌の健康美を高めるために必要なことなのです。
スキンケアは念入りに行う方なのですが、その最中にふと思いついたことがあります。
肌が柔らかい状態でいる場合しわもなかなかできにくいのではないでしょうか。
年々深まる目の周りのじわやほうれい線がなんとかならないものか、と思っていたのですが少し前から炭酸パックを始めてみて、なんとなく、肌がしっとり柔らかくなってきた頃から以前とても気になっていたしわも、気にならないくらいになっていました。
何が原因でこうなったのか、きちんと知っておきたいところですが、とにかく結果オーライというところでしょうか。
ヴィーネルホットジェルは美白作用があるということで、レモンを直接顔に貼り付け、レモンのパックにするのが話題となりましたが、かえってシミの原因を増やしてしまうので、もう誰も使っていません。
レモン果皮のオイルには、肌につけて紫外線に当たると、皮膚にダメージを与える光毒性があります。
シミをできにくくする効果を期待してレモンを摂るのなら、食べたり飲んだりした方が賢明です。
若い頃には考えもしなかったようなシミが、30代半ば頃から顔や手の甲にあっちにも、こっちにも出てきてしまいました。
私の場合は原因がはっきりしていて、天候にかかわらず、降り注いでいる紫外線です。
幼い我が子と平日は二人で、休日は夫と共に近所の公園で太陽の下、思い切り遊びます。
お出かけの準備は戦争です。
子供の持ち物を揃えるだけで一仕事、自分の日焼けのことなんて、ころっと忘れて出かけてしまうこともしばしばです。
紫外線は帽子だけでは防げませんから、地面からの反射を防ぐにも日焼け止めを塗ろうと思います。
水やお茶で毎日2リットルの水分を摂ると健康に役立ちます。
もちろん、お肌にも水分補給は必要です。
水分が不足するとお肌の血行も悪くなり、老廃物や有害物質がたまることでお肌のくすみやシミが目立ってしまいます。
それだけでなく、肌の乾燥を招くことで、顔全体にシワが増えて目立つ結果になるので、ぜひ、水分を欠かさない生活習慣を保ってください。
肌にできたシミでお悩みの女性もたくさんいらっしゃる事でしょう。
肌にできたシミを薄くするのに効果があると言われる食材の一つにはちみつを紹介しないわけにはいきません。
はちみつの含む成分によりシミの色素を薄くする効果があるので、肌トラブルであるシミやそばかすなどを改善してくれます。
お肌のシミが悩みの種とおっしゃる方ははちみつを買ってみるというのも良い方法ですよ。
お顔にシミが目立ってくると、本当の年齢よりも年上に見られがちなものです。
歳を取るにつれて、肌が健康を取り戻すのに時間がかかるようになり、日焼けに対して油断ができなくなりますから、日焼けに対してさらに警戒しましょう。
キャップや日焼け止めなど、普段身に着けるもので直接の紫外線を避けるとともに、さまざまな野菜や果物から多くのビタミンCを、進んで摂るようにしてください。
つらい乾燥肌でお悩みの方のスキンケアのポイントはお肌の水分を保つことです。
そして、程よく皮脂を残すというのも忘れてはいけません。
クレンジング・洗顔はスキンケアの基本ですが、だからといって強い製品を使うと必要な皮脂が落ちてしまってお肌の乾燥の元になります。
洗顔に使用するお湯の温度ですが熱すぎるお湯では洗顔料と一緒に皮脂も落ちてしまうので気をつけてください。
保湿だけに限らず洗顔についても今一度見直してみてください。
化粧水や乳液をつけるタイミングにも順序というものがあり、きちんと順番通りに使わないと、せっかくの効果も半減してしまいます。
洗顔をしてから、真っ先につけなくてはいけないのは化粧水で肌の補水を行います。
美容液を使う場合は一般的には化粧水より後になります。
最後に乳液、ヴィーネルホットジェルとつけていくのが正しい順番で、肌にしっかり水分を与えてから乳液やクリームでフタをしていくのです。