人間が歩くたびに蟻が踏みつぶされているとしたら…
蟻の毎日は葬儀ばかりだろうと思う。
蟻から見れば、人間の足は隕石のようなものだろう…
小さな子どもの足でも怯えてしまうに違いない。
住み家を壊されたら蟻はどれだけ驚くのだろう…
世の中には土の地面があるから、また家を作るのかもしれない。
地球は蟻にとって危険なことがいっぱいだと思う…
走る車や歩行者には気をつけなければいけない蟻の毎日。
夏の暑い中、蟻は必死で働いている。
きちんと列をなし、餌を巣まで運ぶ。
時には迷子になったかもしれない蟻を見つける。
その姿を見ながら、私は息子に声をかける。
「昨日、外で食べたアイスの棒、庭に捨てたね!!アリンコがたかってる!もうちゃんと家のゴミ箱に捨てて!」