群馬サファリパークの発表によると、6歳の女の子がカピバラのメス1頭に餌をあげていたところ、突然カピバラが女児に襲いかかり、頭や首、耳などをかまれて、9針縫う全治2週間のけがを負いました。
そのときの状況ですが、女の子は9月27日に家族4人で同園を訪れており、カピバラ4頭と柵の内側で触れ合い、カピバラに餌を与えられるコーナーで襲われたようです。
同園では、休園日の28日にこのメスを隔離しました。
翌日29日は、飼育員1人を付けてそのメスを除くオス3頭でコーナーを運営しています。
群馬県富岡市岡本の群馬サファリパークでは、10月1日以降のカピバラの触れ合いコーナーは休止し、柵外からの観覧のみとしています。
また、群馬サファリパークではホームページで事故の概要を発表しています。
北村昭二園長は新聞の取材に対して「カピバラは人に危害を与えない動物と認識し、これまで安全対策をしていなかった。
けがを負わせて大変申し訳ない。
」と語っています。