竹刀を点検して損傷が見つかった場合は、すぐに使用を中止し、新しい竹刀を使用してください。
稽古後の竹刀の手入れ。
これらのパーツが破損した場合のお手入れ方法をご紹介します。
竹
竹刀は竹刀で打ったときに最も衝撃を受ける部分です。
また、炭素繊維の竹刀を使用している場合は、炭素繊維が露出していないか確認してください。
吊り釘がある場合は、サンドペーパーと竹刀を使用してください。
小さなささくれの場合は、竹刀を分解せずに、竹刀やサンドペーパーなどでささくれを取り除いてください。
削除する前に確認してください。
竹刀を使用するときは、刃を竹に対してほぼ直角に保つことが重要です。
また、削る方向は一方向とし、削った後はサンドペーパーで切りくずを仕上げてください。
釘が掛かっているだけでなく、ヒビが入っていると竹は使えなくなります。
このように、4本の竹片のうち1本でも使えなくなっても、竹を組み替えることで竹を組み直すことができます。
組み直すときは、まず竹刀を解体し、4本の竹をつなぐちぎりを取り出し、そこに新しい溝をつけていきます。
この溝がきつすぎるとコントラクトが形成されず、逆に緩すぎるとコントラクトがうまくはまりません。
新しい竹刀を買うときは、今使っている竹刀も持ってきて、節の位置が同じものを選びましょう。
ちなみに、竹刀の寿命を延ばすために、打ち側の竹と弦側の竹を組み替えて裏返して使用する人もいますが、逆効果です。
竹は後退して折れやすいので、使えなくなったら取り替えると長持ちします。
竹刀油の塗り方をマスターして竹刀を長持ちさせよう
レザー
つま先の革に穴や破れがないか確認してください。
穴が開いていたり、摩耗しているように見えるものは、すぐに新しいものと交換する必要があります。
また、剣道試合・審判規則第3条、全日本剣道連盟細則第2条(1.2)に革の厚みが規定されています。
中結び
中央の結び目が緩んでいないか、切れそうになっていないかを確認します。
中結びの役割は、4本の竹ひごが緩まないようにすることです。
気をつけて。
緩みがある場合は、しっかりと締めてください。
結べず、先端が残っている場合は、ハサミで適当な長さにカットしてください。
ライン
弦は、竹刀が曲がったときにバラバラになるのを防ぐ役割を果たします。
緩んでいる場合は、締め直してください。
革の持ち手や紐自体が伸びていきますので、定期的に締めてください。
模様のある革
握り革が緩いと、手の切れ味が十分に竹刀に伝わりません。
使用中に緩んだ場合は、新しいものと交換してください。
再利用する場合は、熱湯をかけて革を縮ませてください。