注文住宅の費用と注意点
注文住宅を建てる際の費用には、土地と建物の購入に伴って発生する様々な費用があります。
まず、土地購入には以下のような費用がかかります。
まず、土地の値段を示す土地価格があります。
また、不動産会社に支払う仲介手数料や、土地を購入する際に発生する土地の不動産取得税、土地の所有権を登記するために必要な土地の登録免許税、土地の登記手続きをする際に支払う司法書士手数料、そして土地の契約書に貼るための印紙税も発生します。
一方、建物購入には以下のような費用がかかります。
まず、建物を建設するための請負工事費が必要です。
また、建物の設計を行うために支払う設計料や、建物および設計料にかかる消費税、建物を購入する際に発生する建物の不動産取得税、建物の所有権を登記するための建物の登録免許税、建物の登記手続きをするために支払う司法書士手数料、請負契約書に貼るための印紙税、そして新たに水道を引く場合に自治体に支払う水道利用加入金も発生します。
なお、消費税は土地には課税されませんが、建物には課税されます。
注文住宅は、既に建っているマンションや建売住宅と比べると、諸費用が割高になる傾向があります。
特に特徴的なのは、設計料がかかる点です。
参考ページ:土地や建物の費用一覧|不動産購入前に知っておきたい項目
マンションや建売住宅は既に建っているため、設計料は不要ですが、注文住宅では設計から建物を作るため、設計士に支払う設計料が必要になります。
また、新たに水道を引く場合には、自治体によっては水道利用加入金という費用が必要になります。
これは、水道を利用するためには自治体に支払う必要がある権利金です。