この系列、活版印刷での名刺の製作に後追いで、オフセットの小型印刷機が、
A3機として出てきたが、大量処理が必要ないので、紙版で刷り版を作る
カード印刷機も出てきました。
はがき・名刺専用機です。
(小型オフセット)
この間に、印画紙に名刺用の棒組みしたものを張ってそれをフイルム化して、
PS版(光硬化樹脂)をつくり、凸版印刷とした、小型の名刺専用の凸版
印刷機もありました。
紙版で、オフセット、PS版で凸版、活字で活版と、大きくは3系列で小規
模にやっていました町中印刷。
封筒、名刺、はがきなどの事務用の小物印刷物の世界も、アドビ社の提唱す
るPS(ポストスクリプト)により大きく変わりました。
フォントが、アウトラインフォントとして、誰でも扱えるようになったこと
です。
このことにより名刺の活版は廃れていきました。