台湾、15日から日本からの食品輸入全て停止へ

東日本大震災が起きて4年が過ぎましたが、
一番大きな爪痕はやはり福島第一原発事故ではないでしょうか。


津波の傷跡はもちろん大きいですが、
規模的にも絶対に起こってはならなかった事故が起こり、
単なる復興では済まされない課題が残ってしまいました。


この事故に関連して、台湾当局が15日から日本からの食品輸入を
全て停止することになったそうです。


台湾は震災以降、福島など5件の食品輸入を既に禁止していますが、
全ての食品に産地証明、800品目超の「高リスク産品」には
放射線検査証明を添付するように要求していたとのこと。


日本側としては「台湾ではこれまでに1度も日本食品から
基準値を上回る放射線量が検出されたことはない」と指摘し、
取り締まり強化の協議は物別れに終わったことで今回の決定に至ったようです。


日本の食品は怖いけれど、ファッション関係ならば問題なさそうなので
今後も買い続けるという日本ファンは海外にもいそうな気がします。


今回の決定は、相手が親日であるとされる台湾ということで余計に悲しいですが、
いつか考え直してくれることを願っています。