7年前にアパートを引越しした際のことです。
予算の関係から引越し業者を使用せず、
親から軽トラックを借りて自力で引越ししようと計画していました。
友人たちと居酒屋で飲み会を行っている時に、その件についての話をすると、
あちこちから「だったら手伝ってやるよ」との声が上がりました。
自分は良い友達を持ったなあ…などとしみじみしながら感謝の言葉を述べ、
引越し予定日を決めてその日は解散しました。
さて、その引越し当日です。
前日夜あたりから天候が怪しくなり始めていたのですが、
朝起きてみると結構な強さの雨が降っていたのです。
どしゃぶりとまでは言いませんが、
作業すると確実にびしょ濡れになってしまう勢いの雨でした。
その時住んでいた部屋の引き渡しまでにはまだ日数があったので、
自力引越しの強みということで予定日を延期しようと友人たちに電話をしてみました。
すると、すでにリーダーシップの強い仲間の一人が先に、「雨だけど今日やってしまおう」と皆に号令をかけていたのです。
仲間たちの心意気に感激しつつ、雨の中で引越し作業を敢行しました。
当然、みんなずぶ濡れにはなりましたが、妙な充実感とテンションの高さでそれすら心地よく、スムーズに荷物の運び出しと搬入が終了しました。
作業後、近くの銭湯へ皆で行ったのですが、あの日の温かい湯の快さは、
今でもよく仲間内の話のタネになっています。
【参考】
単身パックなら、引越し費用を安くすることができる