マンション購入に必要な初期費用と維持費
マンションを購入する際には、物件の購入価格だけでなく、さまざまな費用がかかります。
初めに、物件選びの際には、頭金や各種手数料などの諸費用も考慮して、必要な資金を準備する必要があります。
具体的には、新築マンションの場合、物件の購入価格の3〜5%が初期費用として必要とされます。
中古マンションの場合は5〜8%が一般的です。
住宅ローンを利用する場合には、住宅ローン契約時の事務手数料や保証料のほか、印紙代や登記費用などの手続きにかかる費用もあります。
引き渡し時には、印紙代や税金なども発生することがあります。
また、マンションを維持するためには、修繕維持積立金や管理費、修繕積立金の前納分なども必要です。
参考ページ:マンション 購入 基礎 知識|購入時の諸費用や注意点等詳しく解説!
これらの費用は、共用施設や共有部分の修繕や管理に充てられます。
中古マンションを購入する場合は、上記の費用に加えて、仲介手数料なども考慮する必要があります。
マンションを購入した後も、ローンの返済に加えて、修繕積立金や管理費、共益費などの維持費がかかります。
マンションは住戸が複数あり、建物自体が個別の所有物ではないため、住民全員が維持費用を負担する仕組みがあります。
不動産会社に問い合わせをすることで、負担額を確認することができますので、必ず事前に確認をしてローンの返済と合わせて費用計画を考えましょう
マンションを購入する前に、まずは不動産会社に問い合わせてみることをおすすめします。
なぜなら、購入に伴う費用の内訳や金額を正確に把握することができ、それによって自分の負担額を確認することができるからです。
具体的には、不動産会社に以下の点を問い合わせてみましょう。
まずは、物件の購入価格に加えて、仲介手数料や印紙代、登録免許税、火災保険料などの諸費用について確認します。
また、ローンを組む場合には、金利や返済期間、借入金額に応じた返済額も必ず確認しましょう。
これらの情報を入手することで、自分が実際に支払う費用の合計額を把握することができます。
その上で、自分の収入状況や生活費とのバランスを考え、返済計画を立てることが重要です。
費用計画を事前に考えておくことで、マンションの購入による経済的な負担を予測し、安心して購入することができるでしょう。
将来的な返済の見通しを立て、自分にとって無理のない範囲で支払いを行うことが大切です。